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尖圭コンジローマってどんな病気?感染経路は?

2019年05月25日
患者と話している医者

性病には色々な種類がありますが、特に感染率が高いと言われているのが「尖圭コンジローマ」です。
尖圭コンジローマを発症している人と、性交渉を行った場合の感染率は約60%から70%にも上ります。
性交歴を持つ女性の60%から80%は、一生のうちに一度は尖圭コンジローマ感染すると言われるほど、とても身近な性病です。
大人の男性・女性は尖圭コンジローマの原因や、感染経路、そして発症した場合にはどのような症状が起こるのか、事前に把握しておいたほうが良いでしょう。

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスというウイルスに感染することで起こる性病です。
性病によっては男性と女性で症状が異なるケースも少なくありませんが、尖圭コンジローマの場合は性別関係なく性器にイボができるという症状が現れます。

最初は小さく数も少ないのですが、症状が悪化するにつれ変化していくのが特徴です。
イボの数はどんどん多くなり、そしてサイズアップします。
悪化した場合、鶏のトサカやカリフラワーのような、グロテスクな形状へと変わります。

尖圭コンジローマを発症しているのにも関わらず、そのまま放置してしまうと広範囲にわたり症状が出てきます。
男性の場合は男性器を覆うくらい、イボが大きくなってしまうケースもあるようです。
女性も同じく女性器から肛門にかけてと、広範囲にイボが発生します。
また、女性の場合は必ずしも起こるという訳ではないものの、尖圭コンジローマになるとおりものの量が増えたり、色が濃くなることもあるようです。

性病ということもあり主な感染経路は性交渉です。
性病と聞くと粘膜同士が接触しない限り、感染しないと言うイメージがありますが、尖圭コンジローマは直接的な性交渉だけでなくオーラルセックスも感染経路となり得ます。
また、ケースとしては稀ですがウォシュレットや、公衆浴場、感染者とタオルを使いまわすなども感染経路となります。
性交渉以外でもうつってしまうことがある点は、覚えておきたいポイントです。

尖圭コンジローマの再発を防ぐ方法

「尖圭コンジローマ」はヒトパピローマウイルスという、ウイルスに感染することで起こる性病です。
性器部分にイボができるのが主な症状で、手術でイボを切除する方法や塗り薬での治療で治すのが一般的と言われています。
ただ、尖圭コンジローマの場合、完治するということはなく再発性するケースが非常に高い性病です。
なぜ、治療をしても再発性してしまうのか、そして再発を防ぐ方法は無いのでしょうか。

尖圭コンジローマを引き起こすヒトパピローマウイルスは、今の医学では完全に死滅させることはできません。
治療を行っても少なからず身体に残っています。
ウイルスが潜伏しているので、完治することはありません。
実はイボを切除した人の25%、約4人に1人が手術後3ヶ月以内に尖圭コンジローマを再発したというデータもあるほど、再発率が高い性病です。

この再発率の高さを聞くと悲観してしまうかもしれませんが、必ずしも再発性してしまうとは限りません。
治療後、再び尖圭コンジローマになってしまう大きな要因と言われているのが、免疫力の低下です。
人の身体は自己免疫機能が備わっており、ウイルスの増殖を抑える働きがあります。
免疫力が高い状態をキープできれば、ヒトパピローマウイルスが仮に潜伏していたとしても、無症状のままで過ごすことも可能です。

ですが、免疫力が低下してしまうとウイルスが増殖して、再度イボができてしまいます。
栄養バランスの整った食事を心がける、睡眠時間をしっかりとる、ストレスを溜めないなど免疫力を下げない生活習慣をすることが尖圭コンジローマの予防に繋がります。
また、薬物療法で塗り薬を選択すると、再発しにくい状態をキープできるようです。